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musirak.com

音楽制作に関することをメインに、他には趣味の話もぼちぼち書いているブログです。

ここ最近の音楽制作関連の気になる新製品

instruments

9月初旬には様々なメーカーから音楽制作関連の新製品が発表されたり発売されたりしました。

こういう新製品の発表を見ているだけでもワクワクもんです。 自分のスタイルにあっていなくても、価格がアレすぎて手が出ないものでも、既存の市場に殴り込みをかけんとばかりの各社のスピリッツを垣間見ることができます。

今回はその中でも私的に気になるものをいくつかピックアップして見ました。

Roland | DJ-808

「DJ-808」はRolandとSeratoがコラボして生まれたDJプレイ用のコントローラーです。 事前情報が飛び交っていたので、その分期待も大きかっただろうと思われます。

DJ-808はもちろんピカピカ光るだけのコントローラーではなく、RolandのAIRAシリーズのうちリズムマシンのTR-8とボーカルエフェクターのVT-3が組み込まれています。 もちろんAIRA LINK機能にてTB-3などのたのAIRAシリーズの機器との連携も可能です。

Roland | AE-10 Aerophone

以外!それはウインドシンセサイザー! 前述のDJ-808はティザーサイトがあったために発表前から盛り上がりを見せていましたが、こっちの方は前情報なしのサプライズでした。 もしかしたら前情報があったのかもしれませんが、完全に前述のDJ-808に気を取られていたのでノーマークでした。

「AE-10 Aerophone」はRoland初のウインドシンセサイザーです。 ウインドシンセサイザーとは管楽器を模したシンセサイザーで、代表的なものにAKAI EWIシリーズがあります。 管楽器と同じく、息を吹き込むことで演奏するので、鍵盤で演奏するシンセサイザーとはまた違った有機的な音色を鳴らすことができます。

そして、AE-10 Aerophoneに搭載されるのはRolandが培ってきたSuperNATURAL音色。 これによってリアルな管楽器の音色を楽しむことができます。

KORG | microKORG S

microKORGが復刻、いやリニューアルですね。 たしか、後継機のmicroKORG XLが登場した後もmicroKORGは併売されていたはずですので。

microKORG Sは従来のmicroKORGのカラーリングを改めただけではなく、パワーアップも成し遂げています。

microKORG SにはmicroKORGにはないスピーカーが搭載されています。 気軽なサウンドチェックもこれでできますね。

また、microKORG Sでは時代に合わせてプリセットを追加しています。 もちろん、従来のプリセットもありますよ。 それに加えて64つのユーザーエリアも設けられていますので、今までのように新しい音色を保存するために既存のプリセットを潰すようなことをしなくても済むようになりました。

Spectrasonics | Keyscape

ハイクオリティなソフトウェア音源メーカーで知られるSpectrasonicsの最新作「Keyscape」の登場です。 大丈夫、Spectrasonicsの音源だよ!

Keyscapeはその名の通りキーボードの総合音源で、アコースティックピアノやエレクトリックピアノを始めとして、古今東西様々な鍵盤楽器のサウンドを手に入れられます。 それにしても、グランドピアノの音色が「YAMAHA C7」というのは以外ですね。大抵はSteinwayの機種をサンプリングしてくるものなので、あえて定番を外してきたといったところでしょうか。 こういった鍵盤楽器のサウンドは単体で鳴らされるものはもちろん、2つの楽器を組み合わせて作られた「ハイブリッド ”デュオ” サウンド」というプリセットパッチも収録されているので、ひと味違った鍵盤音色を手に入れることもできます。

また、同社のOmnisphere 2に統合することで、その強力なシンセシス機能で更なる新しいサウンドを生み出すことも可能です。 Omnisphere 2を持っている方は試してみてください。 Omnisphere 2を持っていないのなら・・・この機会に手に入れちゃいましょう!

Pioneer DJ | TORAIZ SP-16

MacやPCでDJをすることが当たり前となったこの時代にスタンドアローンのサンプラーの誕生です。 このポジションはAKAIのMPCのシマだったんですけど、MPCがコンピューターと連携する方向に舵を切ってから、長らく空席になっていたところにTORAIZ SP-16が滑り込んできました。 OctaTrackは・・・ちょっと特殊すぎますからね、しょうがないね。

TORAIZ SP-16はコンピューターなしで動作するスタンドアローンのサンプラーです。 パッドによる演奏のほか、TRシリーズでおなじみのステップシーケンサーを兼ねそなえることで、それぞれに合った方法でアイデアを素早く具現化することが可能です。 イマドキの機器らしくタッチパネルも搭載しているので、ボタンやつまみによるオーソドックスな操作よりも直感的な操作ができます。

また、TORAIZ SP-16にはDave Smith Instrumentsとのコラボレーションによる、Prophet-6に搭載されているものと同等のアナログ・フィルターが搭載されています。 パフォーマンスには欠かせないフィルターが高品質なものなので、キレのいいフィルターワークを実現できます。

YAMAHA | MONTAGE Version 1.20

YAMAHAは特にめぼしい新製品が登場したわけではありませんでしたが、既存のMONTAGEユーザーにとって嬉しいお知らせが。 それはMONTAGEのファームウェアがVersion 1.20へのアップデートです。 このアップデートによって、MONTAGEに様々な機能が追加されました。

やはり、目玉となる追加機能は「MONTAGE Connect」ですね。 MONTAGE ConnectはMONTAGEとMac/PCを連携させるソフトウェアで、DAWのプロジェクトに音色を記憶させておくこともできます。

また、本体機能にも数多くの機能追加がなされています。 その中でも気になったのはシーケンサーのループ再生機能。 今までのシーケンサーは本当にアイデアを記憶しておくためだけの機能でしたが、これで少しはパフォーマンスにも使いやすくなるんじゃないでしょうか。

なんでもは知らないよ、知ってることだけ

この他にも最近発表されたり発売された音楽制作用機材の新製品はあります。 ただ、私とてその全部を知っているわけでも興味が有るわけでもないので、自分が気になった製品だけを抜粋して紹介してみました。

それにしても、音楽制作機器も様々なアプローチで攻めてきますね。 思わず財布の紐が緩んでしまうことのないよう、気をつけたいものです。