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musirak.com

音楽制作に関することをメインに、他には趣味の話もぼちぼち書いているブログです。

ミュージシャンが身につけるべき英語リスニング術

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ミュージシャンはとにかく英語に触れたり使ったりする機会は多いことでしょう。

日本国内で活動する分には英会話の必要はそれほどないかもしれませんが、それでも英語の読み書きとリスニングの機会は多々あります。

読み書きに関しては翻訳サービスを使ってなんとかなるでしょう。 ですが、リスニングに関してはそうも行かないことが現実です。

本記事ではミュージシャンが英語のリスニングで留意すべきポイントを書いていきます。

ミュージシャンに英語は必須

世界中を飛び回るようなミュージシャンは言うまでもないとして、趣味や副業として国内で細々と音楽制作に勤しむようなミュージシャンであっても英語に触れない日はないと言っても過言ではありません。

例えば、買い物1つにしても国内で買うより安かったりセールをしていたり、そもそも国内の販売店が取り扱っていないものを購入するには英語を使います。 機材のレビュー、テクニックのチュートリアル、ミュージシャンのインタビューなどでは英語で喋っている動画を目にすることも日常茶飯事です。 最近では国外のレーベルとアーティスト契約する事例もあります。

音楽活動以外でも、賢く買い物したり最新情報やノウハウを入手するには英語の習得が欠かせません。

英語の読み書きに関してはそこまで心配する必要はないかもしれません。 最近ではGoogle翻訳が最近ニューラルネットワークを適用したこともあり、今後はさらなる日英翻訳の精度向上が見込まれるでしょう。

Google翻訳が進化 日本語にもニューラルネット適用、自然な訳に APIも公開 - ITmedia ニュース

一方、動画などの英語音声に関してはどうでしょうか。 YouTubeには自動的に日本語字幕が表示される機能もあったりします。 ですが、その精度はそれほど高くないので意味不明の字幕が表示されることもしばしばです。 そもそも、外国の人全員が英語の先生やAppleのプレゼンテーターみたいにきれいな発音をするものではなく、なまりが強い発音の場合は英語の検出結果すら怪しいものです。

このように、リスニングに関してはまだ自分たちでどうにかするしかないのが現状です。 そのため、ミュージシャンには英語リスニング能力が求められます。

英語リスニングのポイント

字幕に頼らない(頼れない)

当然ですが、外国のビデオは日本人向けに日本語字幕や吹き替えが出るなんてことはありません。 前述の通り、YouTubeの字幕機能にしてもまだ怪しいところがあるのが現状です。

だったら、いっそのこと字幕なんて切り捨ててしまいましょう。 不確かな字幕を頼りにするぐらいなら、自分で英語を理解して意味を解釈してしまった方が健全です。

今すぐ字幕はOFFにしてしまいましょう。

全部を聞き取る必要はない

字幕をOFFにしたら画面がすっきりしました。 そうすると英語で話している内容を全部聞き取れなくなることかと思います。

これでは困る・・・いや困りません。 そもそも話し言葉なんて英語にしても日本語にしても全部を全部聞き取る必要なんてありません。 単語レベルで聞き取るだけで十分です。

例えば映画を見ている時、字幕でも日本語吹き替えでもセリフの一字一句を全て聞かないと映画を楽しめないなんてことはないはずです。 映画のワンシーンで、自動車のセールスマンが客に車の説明をしているシーンがあったとします。 そこで車のセールスマンが

「車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません、我が国のオリジナルです。しばし遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。」

なんてセールストークを並べたところで、映画を見終わった後に決め台詞でもないそれを全部覚えているものでしょうか。そんなわけないですよね。 視聴者にとってそのセリフには意味がなく、単にセールスマンが営業しているシーンと認識すればいいだけですし、客が一番気に入っているのは値段でしかありません。

英語は全部聴き取ってすべて理解しなければならない、そんな日本の英語教育的な考えは捨てましょう。

英語は英語のまま理解すべし

英語圏の人達は当然の権利のように矢継ぎ早に英語で喋り続けます。 なので、いちいち脳内で英語を日本語に翻訳している暇なんてありません。

それでも翻訳しようものなら頻繁に再生と停止、巻き戻しを繰り返すことになるでしょう。 別にいかがわしいビデオを見ている訳ではないのですから、そんなことは止めにしましょう。

だったらどうやって英語を理解しればいいのでしょうか。 答えは英語を英語のまま、翻訳なんて一切せずに理解すればいいのです。

例として、ミュージシャンなら頻繁に使う単語に「envelope」があります。 envelopeは日本語で「封筒」と言う意味、またそこから派生して「包絡線」と言う意味も持ちます。

でも、ミュージシャンならenvelopeと聞けば「ADSRで表されるアレ」を思い浮かべるはずです。

ADSR

つまり、英単語を聞いた途端に翻訳するより先に思い浮かべるイメージがあるはずです。 envelope以外でも「oscillator」、「overdrive」、「equalizer」など、単語の意味より先に音楽的なイメージが浮かんでくる単語や慣用句などがあるでしょう。 また、ミュージシャンがよく使う英文のパターンなどもあるので、そういうパターンはまるっと覚えてしまうのも手です。

翻訳なんて余計なプロセスを挟まない、それもまた英語のリスニング力アップに必要なことです。

わからない部分は察しろ

英語の動画を見ていると、中にはどうしても聞き取れないわからない部分もあります。

そんな部分があると、つい辞書を開いたりネットで言葉の意味を検索してしまいがちですが、それもまた悪手です。

聞き取れない部分、わからない部分はスッパリと諦めましょう。 ですが完全に諦めるのではなく、わからない部分は前後の単語や文の関係から推理し、自分で納得できるぐらいに大体の意味をつかんでおけばOKです。

ミュージシャンが触れる英語は学校の授業でも英語の教材でもありません。 単語や文の意味がちょっとぐらいわからなくたって留年したりすることもありません。

重ねて言いますが、日本の英語教育的考えは捨ててください。

それでも最低限の英語力は必要

英語なんて恐れることはありません。

むやみやたらと英語に対する苦手意識を持つと、それだけ英語習得が困難になります。 英語なんて平気、へっちゃら! 実際には多少怪しくとも、ビッグマウスとも言われかねないほどの自信を持つことも大切です。

それでも、最低限の英語の単語や作法などは理解しておかないと話にならないのは確かです。

具体的には以下の動画の英語をしっかりと理解できるぐらいには勉強しておきましょう。


PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen Official)”LONG” ver. ペンパイナッポーアッポーペン「ロング」バージョン/PIKOTARO(ピコ太郎)