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ペダルを漕いでいれば何処まででもいける・・・そう思っていた時期が私にもありました。

作詞するのが苦手でつらい

音楽 音楽-歌詞・言語

photo by matthijs rouw

私が音楽に携わる中で一番の困り事、それは作詞ができないということです。

それ故、ぽこじゃかと歌詞を書ける人がすごくうらやましいと思っています。

歌ものが作れない

作詞できない、それはつまり歌ものが作れないことと同義です。

全く書けないなんて事はもちろんないのですが、1コーラスの歌詞を書くのさえもものすごい時間がかかります。 時によっては曲を作るのと同じぐらいにかかるなんて本末転倒なことも。 フルコーラスの歌詞を用意しろなんて行われたら、それだけで貴重な頭髪が禿げ上がります。

普通、音楽を聴くというとボーカル入りのものを聴くことがほとんどです。 インストものを聴く人は結構深く音楽を聴き込んでいるためか、ボーカル入りの曲だけが音楽じゃないと分かっているものですが、世間様はそうは行きません。 ボーカルが入っていなければ音楽と認識してくれない、大げさに言っているようですが間違いではないと思います。

歌ものが作れない、それは多くの人に自分の音楽を聴いてもらうための土俵にすら上がれないことを意味します。

ストーリーの組立が苦手

歌ものの歌詞にはストーリーがあります。 ラブソング一つとっても、初恋の歌、ずっとつきあってくれたことに感謝する歌、失恋の歌、結婚の歌など、様々なバリエーションがあります。

そういったバリエーションを生み出すのがストーリー、そしてストーリーのバックグラウンドです。 私はこれらを組み立てるのがすごく苦手です。

歌詞を組み立てるのが苦手な一方、メロディだったりリズム、コードを作る作曲部分は得意な方です。 同じような創作活動なのに・・・と思うでしょうが、私にとっての作曲はプラモデルを組み立てるように決められた手順でパーツをくっつけていくような感覚で作っているイメージです。 一方の作詞は、絵を描いたり、彫刻を彫ったり、小説を書いたりなどの、無から形を生み出すアーティスティックなイメージを持っています。

以前、エゴグラムをやったときに芸術家への適正がないなんていわれていましたが、まさにその通りです。

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考え過ぎなのかもしれない

さて、このように完全に作詞に苦手意識を持ってしまっているが故に、作詞については結構調べたり勉強したりしています。 もちろん、ヒットチャートの歌詞も穴があくほど読んで、歌詞の作り方を探っています。

ですが、こうやって作詞を突き詰めれば突き詰めるほどドツボにはまっている気もしています。 今の私は、勉強や研究を重ねればいいものが作れるなんて思いこんでいた結果、壁に左手をついて歩いていれば脱出できる迷路を、無駄に深読みして同じ場所を堂々巡りしているようなことになっています。 また、歌詞を勉強すればするほど、その分を取り戻すべくいいものを作らないとという無駄な焦りが、歌詞を書けなくしている原因にもなっているでしょう。

考えてみれば、元々いい歌詞なんて書けないようなやつが、格好を付けて超大作を書こうなんてちゃんちゃらおかしい話じゃないですか。 できないならできないなりの、自然体が一番なのかもしれませんね。