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エージングは不要、でもエージング用音源で初期不良検査はしておこう

photo by Ed Yourdon

スピーカー、ヘッドホン、イヤホンなどの音響機器のエージングは未だにその要否が議論になります。

こちらの記事でもエージングの仁義無き戦いの様子が綴られています。

honeysuckle.hatenablog.jp

ちなみに、私は音響機器のエージングは不要と考えています。 ですが、エージングと謳われている作業はやっておいて損はないです。

エージングはいらない

エージングについては音響機器メーカーのオーディオテクニカのページに詳細が載っています。

www.audio-technica.co.jp

購入後に行なうこと:エージング

エージングとはヘッドホンの慣らし運転のことです。購入直後のヘッドホンは、それぞれの部品が新しくなっています。慣らし運転をすることでドライバーユニットがこなれていきます。エージングには専用のCDを使用するなどさまざまな方法がありますが、普段聞いている曲を少しだけ大きめの音量で長時間流すのが一般的とされています。

このエージングの効能としてよく言われるのが「音が良くなる」というものです。 でも正直、「音が良くなる」と言ってもエージング程度でホイホイ音が変わるような音響機器って工業製品としてイカンでしょ。

上記のオーディオテクニカさんも「ドライバーユニットがこなれていきます」とは言っていても、「音が良くなる」とは言っていません。 この辺の表現、大人の対応って雰囲気がしててなかなかイカしてますね。

初期不良を見つけるために

ですが、このエージングの作業自体は買った後にやっておくべきです。

この作業の目的は初期不良を見つける、つまりエージング程度でホイホイ音が変わるような工業製品としてイカン個体を見つけるためには有効です。 音響機器も工業製品なのですから、不良品が混ざっていることもあるでしょう。

初期不良を見つけるためなら、エージング用の音源を何十時間も流す必要はありません。 ホワイトノイズ、ピンクノイズ、後は自分の好みの音楽をそれぞれ30分~1時間ぐらい流してやればOKです。 そうやってチェックした時に音がおかしくなったりノイズが混ざっていたなら、そのときは販売店かメーカーに連絡です。

YouTubeのものでOK

巷にはエージング専用のCDなんてものも売っているようですが、そこまで用意する必要はないです。

YouTubeで公開されているエージング用音源で十分事足ります。


ピンクノイズ 低域 スピーカーエージング用


ピンクノイズ 高域 スピーカーエージング用

これらに加えて自分好みの音楽も流してチェックし、以上がなければOKです。

私もこうやってチェックしていますし、この音源でモニタスピーカーの不良品を見つけたこともあります。 いい値段のするスピーカーだったので、見つかって良かったです。

それでは皆様、快適で良き音楽ライフを。