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ペダルを漕いでいれば何処まででもいける・・・そう思っていた時期が私にもありました。

マンドリンを始めたいギタリストが気になるマンドリンとギターの違い

楽器・機材-マンドリン 楽器・機材

photo by tsakshaug

マンドリンはギターを小さくしたような楽器のように見えますが、当然ながらマンドリンとギターは別の楽器です。 なので、ギタリストがマンドリンを始めるにあたって、いくつか気になる相違点があります。

私自身がマンドリンを始めて1月も経たないぐらいのド素人でマンドリンに精通しているわけでもありません。 かといってギタリストなんて呼べるほど達者な腕を持っているわけでもありません。

そういう身の上でギターとマンドリンの違いを書いていきます。 そのため、間違いや言葉が足りない部分があるかもしれませんが、その点はご容赦ください。

tora-sub.hatenablog.jp

弦の違い

まず、ギターとマンドリンでは弦が違います。 それによってギターとは以下の様な違いがあります。

弦が1コースに2本ある

これがマンドリンとギターの一番目につく違いだと思います。

マンドリンには1コースに2本の弦があり、それぞれは同じチューニングです。 鳴らすときは2弦ともきちんと押弦して鳴らさないと、マンドリンらしい音を奏でることができません。 このため、ギターの押弦とはまた違ったコツを掴む必要があります。 また、チューニングしないといけない弦がギターより多いので、ちょっと手間になる間も知れませんね。

弦が4コースしかない

これはつまり、同時に発音できる音がギターよりも少ないということです。 つまり、コードを弾くときに全てのコードトーンを弾けない場合が出てきます。 4声のコードは何とかなりますが、これにテンションを加えるとなると、コードトーンを省略したコードを逐一編み出す必要があります。 主に5度やルートを省略することになりますね。 そういう対応に慣れているなら、何ら問題無いと思います。

チューニングがギターと異なる

マンドリンとギターは開放弦の音が違います。 また、ギターは各弦が完全4度間隔(2-3弦間のみ長3度)ですが、マンドリンは各弦が完全5度間隔でチューニングされています。

つまり、ギターと同じように押弦しても、ギターと同じように演奏することはできません。 そのため、ギターのコードをフレット上のポジションで暗記していた人は、マンドリン用のコードを覚え直す必要があります。

もちろん、今までもコードをポジションでなく構成音を把握した上で演奏していたなら何ら問題はありませんが。

弦の張力が強い

弦の張力が強いので、ギターよりも弦を押さえるのに力がいります。 ギターと同じ感覚で押弦したら、まともに音を出すことすらできないので注意です。 アコギ奏者なら対応できる許容範囲内でしょうが、エレキ奏者には辛い点になるかもですね。 また、ギターではよく使われるチョーキングは弦の張力が強いマンドリンでは難しいテクニックになります。

本体の大きさの違い

マンドリンとギターでは楽器本体の大きさが違います。 これによっても、マンドリンとギターの間に違いが生まれます。

フレット間が狭い

マンドリンはギターよりフレット間が狭いので、ギタリストには窮屈に感じられます。

しかし、これは悪いことばかりではありません。 フレット間が狭いことで、手を広げて1フレットと12フレットを同時に押弦する大胆なポジショニングもできるのです。 これによって、ギターにはできなかった押弦を編み出すことができます。

ギターよりも音域が高い

楽器自体が小さいということは発生する音の周波数も大きくなるということで、つまりはギターよりも高音が出ます。 マンドリンの最低音ですらギタリストにとっては高い音でしょう。

音が持続しない

高音(周波数の大きい音)は低音(周波数の小さい音)より音が伸びません。 試しに適当な運動方程式に条件を代入してみてください。高音は低音に比べてエネルギーの減衰が早いことがわかります。 もちろん、手元のギターなどを鳴らして、高音と低音のどちらが早く音が消え入るかを実験してもいいですよ。

また、マンドリンとギターではボディの大きさも違うので、マンドリンではギターほどに共鳴による音の増幅も期待できません。

このため、マンドリンで音を持続させるためにはトレモロピッキングなどのテクニックが必要になります。

持ち運びやすい

マンドリンはその小ささと軽さ故にギターよりも持ち運びやすいです。 ギターよりもかさばらないので、各所で行われているセッション等に気軽に持ち込んで参加できます。

マンドリンの機動力を活かしたステージ上でのパフォーマンスを閃く人も出てくるかもですね。

おわりに

ここまでマンドリンとギターの違いについて様々挙げてきました。 こう見ると結構違いがあり、ギタリストがギターで培ったノウハウがマンドリンでは生かせないのではと思ってしまうかもしれません。

ですが、マンドリンとギターではこれだけ違いがあると言っても、マンドリンもギターも共に撥弦楽器です。 なので、触っていればそのうち慣れることでしょう。

マンドリンに興味を持ったなら、その情熱が冷めないうちに楽器屋さんに飛び込んでしまうことをおすすめします。