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musirak.com

ペダルを漕いでいれば何処まででもいける・・・そう思っていた時期が私にもありました。

ネット上では絶対悪とされているJASRACは本当に悪者なのか

音楽 音楽-法律

photo by Jorge Franganillo

音楽を愛する無辜の市民から音楽を奪う悪の組織。
音楽著作権管理団体のJASRACそう認識している人は少なくはないでしょう。

今日も今日とてJASRACがニュースを騒がせていますが、彼らはそこまで言われなければならないほどに悪いことでもしたのでしょうか?

thepage.jp

JASRACがなかった場合の音楽界はどうなるのか

上記リンクの通り、JASRACは日本国内の作詞者や作曲者、音楽出版者などの権利者から著作権の管理委託をする団体です。
ただ、彼らの広報活動が不十分なゆえに、偏った見方をする人たちからは徴収した利用料の行き先が不透明だとか、音楽を駆逐しようとしているとか言われているのが現状です。

では、もしJASRACがなかったらどうなるのでしょうか?

当然、我々はJASRACに利用料を払わなくてもよくなります。
ですが、その代わりに音楽を作ったクリエイターと直接交渉し、利用料を支払わなくてはならなくなります。
するともちろん、クリエイター側はそういった交渉を本業そっちのけでやらないといけなくなり、クリエイターは本業に精を出しているどころではなくなります。
そういう事務仕事的なことを引き受けてくれる人を雇い入れられる余裕のあるクリエイターならまだしも、その他大勢のクリエーターは対応を面倒くさがって一律でNGを出してくることも考えられます。
逆に全部無償で使わせてくれるなんて考えないほうがいいですよ。彼らクリエイターも仕事なんですから。

そうなってしまうと、どんどん音楽が街から消えていくって事態になりかねません。
そんな音楽ディストピアの世界になってしまわないよう、JASRACはそういう音楽を利用する上で煩雑になる部分を肩代わりしている存在と言えます。

音楽はタダという認識を改めて欲しい

その昔、音楽をBGMとしてを奏でるためには演奏家を呼ぶ必要がありました。
映画とかアニメとかである、中世風の世界の宮殿のダンスパーティで、弦楽団がダンスの音楽を演奏しているシーンを見たことあるでしょうか。そう、ああいうのです。

今ではBGMとして音楽を奏でるために必要なコストは再生機器を用意するだけでよくなり、わざわざ音楽家を呼ぶ必要は無くなりました。
かくして、音楽の演奏は機械化されました。
ですが、そうやって再生される音楽を作り出す人、演奏を録音するために楽器を弾く人がいることには変わりありません。

音楽をBGMとして使いたい人が、彼らが音源使用者のために音楽を奏でるためのコストを支払う必要があるのは当たり前ですね。

JASRACに金を払いたくなければ・・・

音楽は使いたいけどJASRACには一銭たりとも払いたくない・・・
そんな人でもちゃんと音楽を利用する手段はあります。

フリー素材を使おう

一つ目がフリー素材という選択肢。

フリー素材といえば、無料だけどクオリティは市販のそれに遠く及ばないというイメージを持っているかもしれません。
ですが最近は高クオリティの曲が揃っています。
個人が低予算でプロと同等の高品質な制作環境を手に入れられるようになったからです。

dova-s.jp

それでもフリー素材は品質がまちまちですが、上記のDOVA-SYNDROMEで配布されているBGMなら一定以上のクオリティは確保されています。
ちなみに私もDOVA-SYNDROMEにてフリーBGM素材を配布させていただいています。興味があったらお試しください。

クリエイターに音楽制作を依頼する

フリー素材では満足できない、ありきたりでなくオリジナルのBGMが欲しい。
そんな場合はクリエイターに依頼してしまうのが手っ取り早いでしょう。

お値段はクリエイターによってまちまち。
また、どういったジャンルの曲を作るかによっても、曲を演奏するミュージシャンへのギャラが発生することもありますので、事前にクリエイターと打ち合わせしたほうがいいでしょう。

そして、私とて音楽クリエイター。
ですので、音楽制作を依頼の際には、ぜひ私共も検討に加えていただけると幸いです。