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musirak.com

ペダルを漕いでいれば何処まででもいける・・・そう思っていた時期が私にもありました。

音楽のサブスクリプションサービスは今の音楽を悪い方向へは導かない

音楽 音楽-配信サービス

photo by Mika Hiironniemi

私はApple Musicを利用している。
外出先ではiPhoneで、家ではMacで。
人から見れば、私は模範的で敬虔なるジョブズ教信者であるように見えるだろう。

とは言え、私はApple Musicが登場したのを機に音楽のサブスクリプションサービスを利用し始めたのではない。
私はサブスクリプションサービスをBGMをかける目的はもちろん、音楽を探すツールとしても使っていた。
以前はMusic Unlimitedを利用しており、Music Unlimited亡き後はAWAを利用していた。
Music UnlimitedからAWAまでの空白期間はYouTubeやSound Cloudを利用して音楽を探していたが、これらは能動的に調べる必要があるので煩雑な部分がある上に、見つける音楽に偏りがあった。

そんなこんなで最終的に行き着いたサブスクリプションサービスがApple Musicだったというだけだ。

音楽のサブスクリプションサービスとは

広義的には、ある期間に対しての仕様権を購入する制度のことである。

www.sophia-it.com

ただし、音楽におけるサブスクリプションサービスは定額聴き放題と言い換えても問題ない。
今までは音源ごとに購入やレンタルをする必要があったが、サブスクリプションサービスを利用すれば、そういった手間を省くことができるのだ。
サブスクリプションサービスの利用料は1000円/月以内であることが多く、アルバムを1月に1枚買う人なら元が取れると言ってもいいと思う。

現在の音楽のサブスクリプションサービス

現在、国内展開しているサブスクリプションサービスでメジャーなものは以下のとおりだ。

  • Apple Music
  • AWA
  • LINE MUSIC

サブスクリプションサービスで最王手であるSpotifyは国内で展開されていない。
これこそ日本がサブスクリプションサービス後進国と言われている所以なのだが、今は日本にサブスクリプションサービスが根付き始めたことを喜びたい。

音楽のサブスクリプションサービスがもたらす未来

Apple Music、AWA、LINE MUSICの3者ともに各々の特色があるだろう。
また、未だ配信されていないアーティストやレーベルがあるだろう。
だが、3者ともまだまだサービスを開始したばかりということもあり、そういう不満は今後解消されていくことだろう。

私が言いたいことは3者のどれが優れているのかではなく、サブスクリプションサービスが音楽にもたらす効果だ。
サブスクリプションサービスは我々に音楽を聞く習慣をもたらすものになると、私は考えている。

かつて、マスメディアが情報を支配していた時代には、彼らのパワープッシュの効果もあり、音楽は大規模な娯楽であった。 しかし、今や情報ソースなど掃いて捨てるほどある。マスメディアの存在が相対的に霞んでいくなかで、音楽の存在も小さくなっていった。

また、音楽の価値が高くなったことも、音楽を聞く習慣が廃れた一因だ。
驚くことに、CDの価格はデフレが進んだ2000年代を経ても、1990年代の価格据え置きなのだ。
むしろ、特典をつけることで価格を釣り上げている始末だ。
牛丼の価格が下る一方でCDの価格は変わらない、つまり相対的に価値が高くなっていったのだ。

サブスクリプションサービスは業界人から音楽の価値を下げるという批判にさらされることも多いが、私はそうは思わない。
サブスクリプションサービスこそが人々に音楽を聞く習慣を取り戻し、音楽の価値を是正する存在なのだ。

今後、サブスクリプションサービスによって音楽がどのように扱われるようになるのかは分からないが、少なくとも今よりは良くなっていることだろう。